置き場

思い付きで何かを書きます。

LWJ #277

先週は具合が悪く欠席し、先々週はprospectだったので、実に三週間ぶりのプロトスだった。

一戦目 hiyokoさん

game1 map: 2000 atmospheres

始めてやる人だったので相手のプレイスタイルが分からず、防御的なプレイをするつもりでいた。オープニングはスタンダードだったが、100ガス溜まっているはずなのにガスドローンが降りてこないのでベインバストの類かもしれないと警戒していた。リングがプローブに釣られていたので2ndにアデプトを突っ込ませ、ドローンの追加が確認できたときに警戒を解いて安く3rdに行く方針にシフトした。

2evoが見えたのでマスリング系だと思い、アーコンの多い中盤戦を目指したが、リングを作っている気配がないのでミュータの兆候を探した。3rdのガスが空いていないので、おそらくミュータではなかろうと判断して資源をGWユニットに使って4thにプッシュした。

 

game2 map: lightshade

最初のラーヴァが余っていて、今回もガスドローンが抜かれなかったので、今度こそチーズかもしれないと思い、2つ目のgwを早めた。アデプトによる偵察ではガスを掘っているまでは分かっても行き場が分からなかったが、ラッシュではなさそうだと感じていた。防衛のために用意していたDTをハラスに使いつつ3rdに行き、プローブ生産を止めてgwを早め、3base初期のブリンクセントリーのプッシュを高めた。

 

二戦目 NovaXさん

game1 map: lightshade

同じく初めてやる人だったので、同様にプレイスタイルが全く分からなかった。KRのレートが5100程度あったので、負けなきゃ勝てる系のプレイをされそうだと思っていた。
しかし1stのラーヴァを使うのが遅く、6リングを作り、2ndのクィーンが即時産卵したので、チーズされている危機感を持った。アデプトで強硬偵察を行い、アデプトとバッテリーを追加して2体目のヴォイドを出した。4分を過ぎても6リングしか見えなかったので、過剰防衛をしたと確信し、3rdとカウンタープッシュの準備に資源を使った。プッシュを察知されている実感はあったので、4thの妨害だけして帰るつもりでいたが、相手の反応が早く、正面で軍を処理されてしまった。許容できる失い方ではなかったのでggした。死に方から逆算すれば、オラクルを出すか、ロボを早めてオブザーバーを出して相手の軍量と位置を把握することで回避できた。出していないのなら、相応に安全な位置取りを心掛けるか、ハルシで相手の軍を探すべきである。単純にこちらのプレイ練度が低かった。

game2 map: romanticide

受けが強いマップなのでマスボイドするつもりでいたが、相手が12プールだったのでご破算になった。正面のパイロンブロックをキャンセルすることを忘れ、自陣側の内政が遅れたので危なかったが、相手がブロックパイロンを殴ってくれたのでアデプトまでコアが耐え一命をとりとめた。相手のリングが残っていたので、リングを削って相手を窮屈にさせることを意識した。相手が思い切ったプッシュに行けない展開になったので、展開のわりに早い3rdを通すことができた。初めは1戦目と同様にブリンクによるプッシュで4thの妨害をすることを意識していたが、残ったユニットで予想外に相手の内政を狂わせることができたので、相手の4thが遅くなり、オールインされる危険性が高まっていった。そこでロボベイテックに伸ばしてコロブリンクの形を取りつつ4thに行き、オールインされた時に4thを守って相手を内政的に詰ませるパターンと、セントリーを使って相手を3baseに閉じ込めて勝つパターンの二種類のプランを設定した。内政状況が良かったのでミュータやハイブの危険を十分にケアすることができていたが、ローテックでのオールインされる危機感が不十分だったので視界やバッテリーの用意がなく、相手のオールインが察知できていなくて危うく負けるところだった。状況が非常に良かったのでなんとか勝つことができたが、完全に油断していたので反省が必要だ。

 

game3 map: 2000 atmospheres

追記:リプレイ見たら14/14でした。ちゃんと最初にドローン数えていればそれだけでラッシュを確定できましたね…

ドローンが余りすぎていたので今回こそリングラッシュだと確信していた。2つ目のgwを早くし、2ndのENを残してリコールできるようにした。2アデプトまで待ち、前に出したところでリングが駆け込んできたので、正面のアデプトをリコールしたがうっかり1stに戻してしまってリングの数を削り始めるのが遅くなった。ミスがこれだけならリカバリーできただろうが、封鎖の建築をどう立てるかに気を取られてバッテリーを建て忘れてしまったことが防御の大きな穴となった。結果としてアデプトを守りきることができず、リング相手のDPS不足に陥ってプローブを大きく失ってしまった。

その後はひたすらプローブを回復させながら、無駄なユニットを作らないように相手の動きを見ていた。リングを抱えている風がなく、テックの伸びも良くなかったのでローチプッシュだと思ってヴォイドを足したが、つい欲張って前線でヴォイドを失ってしまった。ミュータの可能性を排除できていたので、ローチ相手のセントリーイモータルを作ってプッシュへの備えはしていたが、序盤の内政が悪すぎてGWが間に合わず、十分にユニットが出せなくてローチラベクィーンのオールインに負けてしまった。

 

 

以上で今週は敗退となった。細かいプレイのミスも多かったが、相手の動きがなかなか想定できなかったことには注目するべきだろう。単に相手のスタイルである可能性は残っているが、メタの推移によって、相手のラーヴァの使い方やクィーンの作り方から相手の序盤の動きを想定していくプロトスの古い偵察ロジックが機能しなくなってきている可能性がある。今後の観戦で確認したい点である。